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【無線工学】《レーダー》(H27-6午前(15))ドップラー効果を利用したレーダー

無線工学ドップラーレーダーレーダー
問題

 次の記述は、ドップラー効果を利用したレーダーについて述べたものである。$\boxed{   }$内に入れるべき字句の正しい組み合わせを下の番号から選べ。なお、同じ記号の$\boxed{   }$内には、同じ字句が入るものとする。

(1) アンテナから発射された電波が移動している物体で反射されるとき、反射された電波の$\boxed{ A }$が偏移する現象をドップラー効果という。

(2) 移動している物体が、電波の発射源に近づいているときは、移動している物体から反射された電波の$\boxed{ A }$は、発射された電波の$\boxed{ A }$より$\boxed{ B }$なる。

(3) この効果を利用したレーダーでは、移動物体の速度測定や$\boxed{ C }$に利用される。

ABC
1振幅高く海底の地形の測量
2振幅低く竜巻や乱気流の発見や観測
3周波数低く海底の地形の測量
4周波数低く竜巻や乱気流の発見や観測
5周波数高く竜巻や乱気流の発見や観測
解答 5

ドップラー効果を利用したレーダー(CWレーダー)

CWレーダーは、連続波(CW:Continus Wave)を放射するレーダーです。
ドップラーレーダー ・・・ 移動体の速度を測定
FM-CWレーダー ・・・ 搬送波を周波数変調(FM)して、速度距離を測定

送信アンテナから発射する電波の周波数を$f$、電波の速度を$c$、自動車の速度を$v$とすると、ドップラー周波数$f_d$は、以下で表すことができます。
$f_d = 2vf/c$[Hz]

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