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【無線工学】《通信システムの概要》(H25-2午前(1))標本化定理について

無線工学通信システムの概要標本化定理
問題

 次の記述は、デジタル伝送方式における標本化定理について述べたものである。$\boxed{   }$ 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1) 入力信号が周波数$f_0$[Hz]よりも高い周波数を$\boxed{ A }$ 信号(理想的に帯域制限された信号)であるとき、繰返し周波数が$\boxed{ B }$[Hz]パルス列で標本化を行えば、そのパルス列から原信号(入力信号)を再生できる。

(2) この場合、標本点の間隔は$1/(2f_0)$[s]であり、この間隔をナイキスト間隔という。通常これより$\boxed{ C }$間隔で標本化を行う。

ABC
1含む0.5$f_0$短い
2含む 2$f_0$ 長い
3含まない 0.5$f_0$ 短い
4含まない 2$f_0$ 短い
5含まない 2$f_0$ 長い
解答 4

標本化定理(サンプリング定理)

標本化(サンプリング)周波数を、アナログ信号に含まれている最高周波数の2倍以上にすると、元のアナログ信号の波形が復元できる、という定理です。
アナログ信号の波形をある一定の時間間隔でサンプリングして、振幅を標本値として採取していきます。その時間間隔を決めるのが、標本化定理です。

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