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【無線工学】《中継方式》(H29-6午前(13))衛星通信に用いられるVSATシステムについて

無線工学衛星通信中継方式
問題

 次の記述は、衛星通信に用いられるVSATシステムについて述べたものである。このうち正しいものを下の番号から選べ。

1 VSATシステムは、1.6[GHz]帯と1.5[GHz]帯のUHF帯の周波数が用いられる。

2 VSATシステムは、一般に中継装置(トランスポンダ)を持つ宇宙局、回線制御及び監視機能を持つ制御地球局(ハブ局)並びに小型の地球局(ユーザー局)で構成される。

3 VSAT地球局(ユーザー局)は、小型軽量の装置であり、主に車両に搭載して走行中の通信に用いられている。

4 VSAT地球局(ユーザー局)には、八木・宇田アンテナ(八木アンテナ)が用いられることが多い。

解答 2

1 VSATシステムは、14[GHz]帯12[GHz]帯SHF(Ku)帯の周波数が用いられる。

3 VSAT地球局(ユーザー局)は、小型軽量の装置であり、主に車両に搭載して走行中の通信に用いることができない

4 VSAT地球局(ユーザー局)には、小型のオフセットパラボラアンテナが用いられることが多い。

VSAT(Very Small Aperture Terminal)システム

VSATは、一般に中継装置(トランスポンダ)を持つ宇宙局、回線制御および監視機能を持つ制御地球局(ハブ局)および小型の地球局(ユーザ局)で構成されます。上り回線14GHz帯下り回線に12GHz帯が用いられます。地球局のアンテナは1~2m程度のオフセットパラボラアンテナが使用されます。地球局(ユーザ局)は小型軽量ですが、静止衛星を使用しているため、車両に搭載して走行中の使用はできません。

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