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【無線工学】《通信システムの概要》(H29-2午前(2))マイクロ波(SHF)帯を利用する通信回線または装置の特徴

無線工学通信システムの概要マイクロ波帯による通信
問題

 次の記述は、マイクロ波(SHF)帯を利用する通信回線又は装置の一般的な特徴について述べたものである。$\boxed{   }$ 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1) 周波数が高くなるほど、$\boxed{ A }$ が大きくなり、大容量の通信回線を安定に維持することが難しくなる。

(2) 低い周波数帯よりも使用する周波数帯域幅が $\boxed{ B }$ とれるため、多重回線の多重度を大きくすることができる。

(3) 周波数が高くなるほど、アンテナが $\boxed{ C }$ になり、また、大きなアンテナ利得を得ることが容易である。

ABC
1フレネルゾーン広く大型
2フレネルゾーン狭く小型
3雨による減衰狭く大型
4雨による減衰広く小型
解答 4

(1) 周波数が高くなるほど、雨による減衰が大きくなり、大容量の通信回線を安定に維持することが難しくなる。

(2) 低い周波数帯よりも使用する周波数帯域幅が広くとれるため、多重回線の多重度を大きくすることができる。

(3) 周波数が高くなるほど、アンテナが小型になり、また、大きなアンテナ利得を得ることが容易である。

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