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【無線工学】《通信システムの概要》(H28-2午前(2))静止衛星通信の特徴

無線工学通信システムの概要衛星通信
問題

 次の記述は、静止衛星通信の特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1 通信衛星の電源には太陽電池を使用するため、太陽電池が発電しない衛星食の時期に備えて、蓄電池などを搭載する必要がある。

2 静止衛星は、赤道上空約36,000[km]の軌道上にある。

3 往路及び復路の両方の通信経路が静止衛星を経由する電話回線においては、送話者が送話を行ってからそれに対する受話者からの応答を受け取るまでに、約0.25秒の遅延があるため、通話の不自然性が生ずることがある。

4 サービスエリアが広域で、衛星を中継することにより多地点間で広範囲の通信を設定できる。

解答 3

3 送話者が送話を行ってから応答を受け取るまでに、約0.5秒の遅延がある。

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