問題
次の記述は、静止衛星を用いた衛星通信の特徴について述べたものである。$\boxed{ }$内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
(1) 静止衛星の $\boxed{ A }$ は、赤道上空にあり、静止衛星が地球を一周する公転周期は、地球の自転周期と等しく、また静止衛星は地球の自転の方向と $\boxed{ B }$方向に周回している。
(2) 静止衛星から地表に到来する電波は極めて微弱であるため、静止衛星による衛星通信は、春分と秋分のころに、地球局の受信アンテナビームの見通し線上から到来する$\boxed{ C }$の影響を受けることがある。
A | B | C | |
1 | 円軌道 | 同一 | 太陽雑音 |
2 | 円軌道 | 逆 | 空電雑音 |
3 | 極軌道 | 逆 | 太陽雑音 |
4 | 極軌道 | 同一 | 空電雑音 |
解答 1
(1) 静止衛星は、赤道上空の円軌道を周回する。地球を周回する公転周期は地球の自転周期と等しくほぼ1日であり、それらの回転は同一方向である。
(2) 太陽が静止衛星軌道の面に近くなる春分と秋分のころは、地球の受信アンテナのビームに太陽が近くなることがあり、その際、衛星からの微弱の電波は太陽雑音の影響を受けることがある。