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【無線工学】《通信システムの概要》(H29-10午前(1))静止衛星を用いた衛星通信の特徴

無線工学通信システムの概要衛星通信
問題

 次の記述は、静止衛星を用いた衛星通信の特徴について述べたものである。$\boxed{   }$内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1) 静止衛星の $\boxed{ A }$ は、赤道上空にあり、静止衛星が地球を一周する公転周期は、地球の自転周期と等しく、また静止衛星は地球の自転の方向と $\boxed{ B }$方向に周回している。

(2) 静止衛星から地表に到来する電波は極めて微弱であるため、静止衛星による衛星通信は、春分と秋分のころに、地球局の受信アンテナビームの見通し線上から到来する$\boxed{ C }$の影響を受けることがある。

ABC
1円軌道同一太陽雑音
2円軌道空電雑音
3極軌道太陽雑音
4極軌道同一空電雑音
解答 1

(1) 静止衛星は、赤道上空の円軌道を周回する。地球を周回する公転周期は地球の自転周期と等しくほぼ1日であり、それらの回転は同一方向である。

(2) 太陽が静止衛星軌道の面に近くなる春分と秋分のころは、地球の受信アンテナのビームに太陽が近くなることがあり、その際、衛星からの微弱の電波は太陽雑音の影響を受けることがある。

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